【万年筆】キャップレスデシモのカートリッジが抜けなくなった話

 

きすけ
きすけ

こんにちは。きすけです。

今回は万年筆のお手入れのお話です。

嫁ちゃん
嫁ちゃん

久しぶりの文房具ネタだね。何かあったの?

きすけ
きすけ

キャップレスのカートリッジが抜けなくなってしまって。。。

嫁ちゃん
嫁ちゃん

いつも使ってるやつだよね?大丈夫だったの?

きすけ
きすけ

無事解決したのでその話をしようと思ってます。

 

今回は、私が大好きな万年筆「キャップレスデシモ」のカートリッジが抜けなくなったときに行った対処方法について紹介します。

 

目次

キャップレスデシモって?

キャップレスデシモとはパイロット社の万年筆です。

 

このキャップレスデシモ最大の特徴は、なんといっても万年筆なのにノック式なこと。

万年筆にノック式があるの?という方も多いと思いますが、あるんです、キャップレスというノック式万年筆が。

しかも何十年も前から。パイロットはホントすごいです。

 

キャップレスデシモは、そのキャップレスの中でも細軸のモデルで、女性でも使いやすいサイズ感になっており、カラーバリエーションも豊富です。

 

 

 

私はキャップレスデシモを誕生日に嫁ちゃんからプレゼントしてもらい(おねだりしたのですが。。。)、それから数年間、ほぼ毎日使っています。

 

キャップレスデシモについては、こちらの記事で詳細に紹介していますので、ぜひご覧ください。

 

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万年筆のカートリッジって?

カートリッジとは、筒状の容器にインクを封入したもので、簡単に万年筆のインクを交換できるものです。

インクの交換って?という方もいると思いますので、ここで万年筆のインク交換(充填)についてご説明します。

 

インクの充填方法には大きく分けて2通りあります。

 

1つ目の方式「吸入式」

万年筆の先端(ニブといいます)をインクボトルに入れて、インクを吸い上げて充填する方法です。

この方法は、好きなインクを自由に使うことができるメリットがあります。

 

ただし、吸入するにはそれなりの手間がかかるので、その手間すら楽しいと思える人でないと、億劫な作業に感じるかもしれません。

とはいえ、万年筆好きはこういった作業が幸福な時間と感じる人が多いと思います。

私もそうですが。。。

 

もう一つの方式「カートリッジ交換方式」

インクが封入された容器(カートリッジ)が空になったら、新しいカートリッジに付け替えるという方式です。

この方式の利点は、カートリッジさえ持っていれば、いつでもどこでもインクの補充ができることです。

 

例えば、会社でインクボトルを出して、吸入を始めるのは、さすがに気が引けますが、カートリッジであれば、どこでも簡単にインクの交換が可能です。

 

カートリッジは基本的に万年筆のメーカーと同じものを使います。

欧州共通規格という規格に適合した万年筆であれば他社のカートリッジも使うことができるのですが日本の3大メーカー「パイロット」「セーラー万年筆」「プラチナ万年筆」は全て独自の規格になっており、他社のカートリッジは使えません

 

また、カートリッジとして販売しているインクは種類が限られているため、吸入式のように色々なインクを楽しむことはできません。

 

私は、好きなインクを使いたいので吸入式が好きなのですが、キャップレスに関しては会社で毎日使っているので、簡単にインク交換ができるよう、カートリッジを使っています。

(その他の万年筆は全て吸入式で使っています)

 

 

カートリッジが抜けなくなった話

さて、本題ですが、会社でいつものようにカートリッジを交換しようとしたら、どう頑張ってもカートリッジが抜けない・・・

引っ張ったり、ねじったり、色々やったけど、全く動かない・・・

 

変に力入れすぎて万年筆自体にダメージ与えたくないこともあり、力技で引き抜くのは一旦諦めました。

 

 

 

抜けなくなった原因は、おそらくインクが固まってしまったことだと思います。

毎日仕事で使っているのですが、土日は仕事がないので、基本的に土日は使うことがないです。

 

そのため、金曜にインクがほぼ空になって、土日に放置したため固まってしまったのだと思います。

この万年筆を使い始めて数年経ちますが、まともに洗ったりしてなかったので、インクの固まりが蓄積していたのかもしれません。

 

そこで、インクを溶かすために、ぬるま湯に万年筆ごとドボンと入れて一晩放置しました。

 

 

 

一晩たって抜こうとしましたが・・・

 

それでも抜けない・・・

どう頑張っても抜けない・・・

それならもう力技で・・・

カートリッジをニッパーで掴んで・・・

 

 

 

えいっ!

 

 

 

ぬ、抜けた・・・!!

 

ぬるま湯でインクを溶かした後は、結局力技で抜きましたとさ。。。

とはいえ、ぬるま湯につけたおかげで抜けやすくなったと思うので、カートリッジが抜けなくなったら、まずはぬるま湯につけてみることをおすすめします。

 

その後は、再度引き抜くのですが、今回みたいにニッパーを使う場合は、万年筆本体に傷をつけないように十分注意して行ってください。

というより、あまり真似して欲しくない方法なので、心配な方は文房具店に持っていって相談してみてください。

 

 

最後に

きすけ
きすけ

カートリッジ抜けなくなったときは焦りました。毎日使ってる万年筆だから使えなくなったらとドキドキでした。

嫁ちゃん
嫁ちゃん

無事抜けてよかったね。万年筆はお手入れが大変なんだね。

きすけ
きすけ

多少手がかかるところも含めて万年筆は楽しいです。でも、普段から使っていれば、今回のようなことは稀だと思いますので、心配せず万年筆を使ってみてください。

 

 

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この記事を書いた人

monomonoGoを運営している「きすけ」です。
年齢は37歳(2020年12月現在)、愛妻家、2児の父、働く乗り物の設計者。
ガジェット、カメラ、写真、Apple製品、文房具が大好物な生き物です。

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