ノック式万年筆「キュリダス」をレビュー【キャップレスデシモと比較】

 

きすけ
きすけ

こんにちは。きすけです。

今回は、ノック式万年筆「キュリダス」を紹介します。

 

以前、キャップレスデシモというノック式万年筆を紹介しましたが、今回紹介するキュリダスも同じようにノック式の万年筆になります。

同じノック式万年筆ですが、外観から書き味まで別物になりますので、キャップレスデシモと比較しながらレビューしていこうと思います。

 

目次

キュリダスの概要

キュリダスはプラチナ万年筆というメーカーが販売しているノック式万年筆です。

2020年3月20日発売した比較的新しい万年筆になります。

私は2月に先行販売をしていたので、そのときに買いました。

 

カラーは5色展開(2020/08/10時点)で、字幅は極細字(EF)/細字(F)/中字(M)の3字幅です。

 

 

キュリダスの外観

それでは私が購入したキュリダスを見ながらレビューしていきます。

私が購入したキュリダスはグラファイトスモークです。

 

 

 

まず、ノック式万年筆ということでノック部が見ていくと、このノック部がかなり長くなっており、ノックするときに親指を大きく広げる必要があります。(キャップレスよりもかなりノック部が長くなっています)

 

また、キャップレスとは違い、プレスチックの外装です。

そのため、キャップレスに比べて安っぽさを感じてしまします。

 

キャップレスデシモと並べてみました。

キャップレスデシモはキャップレスの中でも小型のタイプなため、キュリダスがかなり大きく見えます。実際、キュリダスの軸はかなり太いと思います。

ただ、これに関しては、万年筆は軸が太いものが多く、太軸が好きな人も多いため、良い悪いというよりは、好みによるものになります。

 

 

 

 

次にペン先(ニブ)を見ていきましょう。

 

 

 

思ったよりニブが飛び出します。

キャップレス と比較してみるとニブの幅が大きく、軸から飛び出す量も長いことがわかります。

 

 

 

こう見てみると、キュリダスが長いというより、キャップレスが短くて小さい気もします。一般的な万年筆のニブって結構大きいですからね。

 

次に、バラして本体を取り出してみたいと思います。

 

 

ここもキャップレスと大きな違いがあります。

キャップレスは想像通りというか、思っていた程度の中身の構造になっていましたが、キュリダスはバネが飛び出してきたりして、分解すると「壊したか!?」と、ちょっとびっくりしてしまいます。(もちろん問題ないです)

 

 

本体を見ていきます。

本体はペン先にコンバータもしくはカートリッジをつける構造です。

これはキャップレスと同じですね。

 

 

 

最後に、書き味ですが、キュリダスはニブが鉄のいわゆる鉄ペンなので、金ペンのような柔らかさは感じず、硬めな感じですが、カリカリとはせず、滑らかにペンが走るイメージです。(紙の種類にもよるので、感想の一例とお考えください)

 

 

キャップレスデシモとの使用感の比較

私が思うキャップレスデシモとの比較を良いところ、悪いところに分けて紹介したいと思います。

ただし、書き味については、好みがあるところですので比較対象外とします。

 

キュリダスがキャップレスより良いと思うところ

  • すべての色で極細字が選べる(キャップレスはマットブラックのみ極細字あり)
  • 値段がキャップレスより安い(キャップレスの最安モデルが10,000円に対し、キュリダスは7,000円)
  • インクが乾きづらい構造になっている

 

 キュリダスがキャップレスより悪いと思うところ

  • 高級感がない(プラスチックの外装)
  • ノック部が長く、親指を大きく広げないとノックができない
  • サイズが1種類であり、手が小さい人には大きい(太い)サイズ

 

 

最後に

きすけ
きすけ

キャップレスとは違った良さのある万年筆です。値段もキャップレスより安いからノック式万年筆の最初の一本の良い選択肢になると思います。

嫁ちゃん
嫁ちゃん

私も万年筆始めてみようかな。

 

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この記事を書いた人

monomonoGoを運営している「きすけ」です。
年齢は37歳(2020年12月現在)、愛妻家、2児の父、働く乗り物の設計者。
ガジェット、カメラ、写真、Apple製品、文房具が大好物な生き物です。

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